戦後、大変苦しい生活情勢の中で青春時代を過ごした両親が、縁あって昭和30年に結婚、家業である農家を継ぎました。当時は陸稲、サツマイモ、スイカなどを栽培していましたが、いち早く野菜中心の経営に切り替え市場出荷を開始しました。そのとき屋号を父、義直の「義」をとりヤマヨシと名付けたのが始まりです。
現在、施設(農薬散布軽減型ハウス)と露地を有効に活用し、より安全、安心な野菜の周年生産、安定供給に努めています。先代が築き上げてきた信頼と家訓を大切に、愛情込めた栽培と丁寧な荷造りを心がけ、消費者の皆様にご満足頂ける野菜作りを目指し、スタッフ全員で日々精進してまいります。 また、平成20年より農園名を「愛情専業農家 ヤマヨシ」に改名し、当農場で栽培された野菜をヤマヨシの「ハートベジ」と称して出荷・販売しています。
農園名 | 愛情野菜専業農家 ヤマヨシ |
所在地 | 〒204-0011東京都清瀬市下清戸5-857 TEL&FAX. 042-491-0672 |
代表者 | 小寺正明 |
経営形態 | 施設と露地栽培で野菜の周年生産 |
農地面積 | 463a(うち借農地115a) |
労働力 | 家族:5名 パート:10名〜 |
作目 | 作付面積850a〜 ほうれんそう・かぶ・みずな にんじん・さといも |
出荷先 | 東京多摩青果(本店)・東京シティ青果、他 |
1910年 本家より分家し、農業を始める
1914~45年 戦中のため陸稲(供出米)・麦・さつまいも等栽培
1945~53年 戦後、陸稲・麦・さつまいもに加えすいか・うり等栽培
1954年 かぶなどの野菜栽培を導入
1956年 野菜栽培中心の経営に転換
1963年 機械化の導入により野菜の多品目栽培
1970年 大和芋・にんじん・ごぼう等の根菜類を中心とした経営へ
1973年 保冷庫の導入
1982年 かぶ・ほうれんそうなどの葉物を中心とした経営へ
1984年 企業的農業経営顕彰
1986年 パイプハウス導入開始
1997年 日本農業賞特別賞受賞
2000年 農林水産大臣賞受賞(ほうれんそう)
2003年 ハウスなどの施設化を更に進める
2008年 農林水産大臣賞受賞(かぶ)・認定農業者・家族協定を締結
2009年 農林水産大臣賞受賞(ほうれんそう)・にんじんジュースの販売開始
2010年 保冷車(トラック)の導入
2013年 規模拡大のため埼玉県内に115aの農地借用
2017年 生産規模拡大のため埼玉県内に128aの農地を取得
2017年 ASIAGAP認証を取得(ほうれん草・かぶ・みずな・にんじん)
2017年 農林水産大臣賞受賞(かぶ)